外洋からスウェルがダイレクトに届くスランガン島は
バリのその他のポイントと比べてもコンスタントに波がブレイクする。
雨季(11月~3月)がメインシーズンとなるが、乾季でもサーフィン可能になることも少なくない。
ローカルサーファーたちはフレンドリーなのでマナーのあるサーファーであれば誰でも受け入れてくれる。
開放的な雰囲気がビジターサーファーの人気を集め、世界中からサーファーが通うようになっている。
近年ではクタ周辺からのサーフスクールもスランガンを目指してやってくるようになり混雑を極め始めている。
マナー知らずのサーファーの増加や接触事故などのトラブルも増え、
以前ではなかったような殺伐とした雰囲気になってしまうこともしばしばだ。
そんな近年のスランガンであるが、実はスランガンには幾つものサーフスポットが隠れている。
時としてメインスポットを凌ぐクオリティの波が現れることも。
何よりそれらのポイントではほとんど混雑することはない。
仲間同士だけでサーフィンを楽しむことだって決して夢ではないのだ。
とにかく空いている海でサーフィンを楽しみたいという方は是非参考にしてみていただきたい。
解放されたビーチ
海に向かって右端の正面に見えるレギュラー。
潮の上げ下げの少ない長潮~小潮の潮回りの時に狙い目となるポイント。
潮が上げすぎるとブレイクしなくなってしまうが、ミドルタイド時には素晴らしいブレイクが現れる。
波の小さい時にはロングボードでクルーズするには最適なメロウな波質で、かなりのロングライドが可能となる。
また、サイズアップ時にはパワフルなバレルとなり、ピークのビハインドから
テイクオフが決まればそのまま波のトンネルに包み込まれることになる。
ピークのインサイド、特にグーフィー側は浅くなっているので潮が引き気味の時は特に注意が必要だ。
また、ひょっこりジュゴンが顔を出すこともあるので驚かないように。
早朝でなくても貸切率の高いポイント
メインスポットから見て左沖にレフトのブレイクを見ることができる。
メインと比べると比較的混雑が緩和されているポイントだ。
このレフトはあまりホレないため、ロングボーダーやSUPが好んでいくことが多い。
また混雑を嫌うサーファーがそこでサーフィンを楽しんでいるので雰囲気は
良くアグレッシブなサーファーの姿はほとんど見られない。
波はメロウであるが、時折強いカレントが発生することもあるので、
潮が動いている時間帯やサイドの風が強く吹いているときには注意が必要だ。
タイミングを誤るとピークをキープするためにひたすらパドルする羽目になることもある。
メインのブレイクに比べると空いていることが多い
左側のレフトのさらに奥のライト。
ビーチから遠く離れているためこちらではサーファーの姿はほどんどない。
潮の上げ下げの少ない潮回りの時は狙い目で、
ロングショルダーの素晴らしいブレイクが現れることもある。
ただしレフトと同じく強いカレントが発生することもあるので十分注意が必要だ。
ライト方向は無人のことが多い
島の東側に大きなチャンネルがある。
その脇にある棚のインサイドでブレイクするレフトがサーフィン可能だ。
こちらでは普段ほとんどサーフィンされることがないが、
実はコンスタントに波がブレイクしている。
アウターリーフでパドルアウトすることができないのでボートを
チャーターしてポイントにアクセスすることになる。
仲間と貸切でサーフィンを楽しみたいという方はこちらのポイントがオススメだ。
沖に流れるカレントがあるのでボートをチャーターして
サーフィン中は近くで待機してもらうことをおすすめする。
※ボート:Serangan water sports
住所:JL.pantai melasti tukad punggawa
電話番号:03618951106
1ラウンドチャーター:IDR 300,000~
ドリームポイントでサーファーを見かけることはほとんど無い
ドリームポイントのアウトサイド。
レギュラーのポイントでメローな波質でロングライドが可能。
ロングボードでクルーズするには最高な波質だ。
しかしひとたびサイズアップすると外洋からのダイレクトな
うねりが入ってくるためパワフルなブレイクとなる。
アウターブレイクとなるためボートをチャーターし、
ポイントの横にボートを待機させておくことをおすすめする。
沖に向かうカレントが発生することもあるというので十分注意が必要だ。
※ボート:Serangan water sports
住所:JL.pantai melasti tukad punggawa
電話番号:03618951106
サイズアップすると迫力のブレイクになることも