赤道付近のバリ島の夜明けは年間を通して5時半~6時。
どこのポイントでも同じことが言えるが、早朝の海は混雑とは無縁だ。
特に一日中波のあるスランガンにおいてはその傾向が強い。
潮の時間をチェックし、早朝にミドルタイドからハイタイド前後が重なっている時は迷わず早起きしてパドルアウトしてみよう。
きっと充実したサーフタイムを過ごせることでしょう。
朝日の中でニーパドル
ロータイド時のスランガンはリーフブーツなしではピークに辿りつくことが困難である。
そのため、ロータイド前後になると混雑が緩和されるケースが多い。
ロータイド時にラインナップへ辿りつくことできればそこそこの水深も保たれておりサーフィンは十分に可能だ。
しかも波のクオリティは潮が上げている時に比べても劣らない。
むしろホレてくるスリリングな波質を楽しむことができる。
腕に自信のあるサーファーはあえてロータイドを狙ってみるのもいいだろう。
あえてロータイドを狙う
外洋に面しているスランガンはスウェルの入りやすいポイントだ。
他のポイントで波のない日でもここではコンスタントにブレイクしていることが多い。
周辺のポイントで波のサイズが物足りない日にはスランガンにサーファーが集中する傾向にある。
反対にサイズアップしてくれば周辺のスポットでサーフィンができるため分散して混雑が緩和されることになる。
あえて他のポイントでも十分なスウェルが入っている日にスランガンに行ってみると案外混雑していないことがある。
サイズのある日に行ってみる
サーフィンのポイントガイドなどではスランガンは雨季(11月~3月)のポイントとして紹介されている。
しかし、乾季(4月~10月)であっても季節風がおさまっている時間帯であれば十分にサーフィンが可能だ。
特に風の弱い季節の変わり目である4月、5月、10月、11月はほとんどサーファーがいないのでストレスフリーなサーフィンを楽しむことができる。
また一見ジャンクコンディションに見えても多少のオンショアであれば案外乗ってみるといい波だったりする。
ポイントが岸から離れているため見た目と実際では違うこともあることを覚えておこう。
乾季のスランガンを狙う
実はスランガンではメインスポットの左右にサーフィン可能なブレイクが存在している。
メインのAフレームブレイクではレギュラー、グーフィーのライドが可能であるが、メインの左側にはグーフィーのブレイクが、またその奥にはレギュラーが存在している。
さらに、数ポイントの秘密のブレイクが隠されている。
次回の投稿で『スランガン、5つのシークレットスポット』と題して徹底的にご紹介していこうと思う。
乞うご期待!
メインスポットを外してサーフィンする