『神々の島』とも呼ばれる宗教信仰の厚いバリ島において、バリヒンドゥのおへそと言われているスランガン島。 今でこそ開発によって地続きの島となっているが、かつては船で行き来する正真正銘の島であった。 スランガンが有するサケナン寺院はバリ島を代表するパワースポットとしても知られ、バリ島6大寺院の一つとして今尚ヒンドゥ信者を集めている。
そんなスランガンはサーファーにとってもコンスタントでクオリティの高い波がブレイクするポイントとして親しまれている。 クタエリア、サヌールエリアのちょうど中間に位置し、アクセスも良いことから多くのサーファーが集う場所となっている。 またローカルサーファーがフレンドリーなため、世界中からやってきたサーファーたちが自由な雰囲気の中でサーフィンを楽しむことができるのも特徴だ。 そのため近年では混雑を極め始め、接触事故などのトラブルが多発していることも忘れてはならない。 ここ数年の傾向としては欧米系のサーフスクールの増加やアジア諸国のサーファーの増加がトラブルの引き金となっている。
そんな状況の中、バリ在住者でしかわからないスランガンでサーフィンを楽しむためのちょっとしたコツをご紹介していこうと思う。 きっとスランガンとは思えないほどの混雑とは無縁のストレスフリーなサーフセッションが実現されるでしょう。