サヌールの南端エリア。チャンネルを挟んだ南側はスランガン島となる。
こちらのビーチにはローカル向けの屋台が建ち並び、週末となると地元の人々で賑わう。
遠浅のビーチは子供達にとっての格好の遊び場で、夕方には学校帰りの子供達の元気な声が響きわたる。
また、メルキュールホテル周辺では雰囲気が一変し、
宿泊しているリゾート客が静かに過ごせるビーチが広がり、白い砂浜がリゾート気分を演出してくれる。
月末の日曜日にはサンデーマーケットも開かれ、オーガニック系のお店が出店されている。
周辺にはバンブーのヨガスタジオなどもあり、オーガニックな雰囲気を醸し出している。
そしてここの沖合にもサーフスポットの存在がある。
サーフスポットとしてはマイナーなエリアではあるが、メロウな波質なため最近ではヨーロッパなどから
やってきたビギナーサーファーたちに人気のスポットとなりつつある。
ロングボーダーやSUP、中級者までのサーファーにとっては穴場的なスポットとなる。
海に建てられた鉄塔に向かってブレイクするグーフィー。
レギュラー方向に乗れる波もある。
リーフブレイクではあるが、波の崩れ方はビーチのように不規則である。
リーフを覆うように海藻が付いているのでワイプアウトしてリーフにヒットしても怪我をするリスクは少ない。
ブレイクもメロウなため、ロングボーダーやSUP、ビギナーサーファーにはもってこいのポイントだ。
ビーチからパドルエントリーするには遠すぎるため周辺で待機しているボートを使うことをお勧めする。
ボートエントリーしておけばローカルサーファーたちも優しく接してくれるのでパドルでピークに向かうことは考えない方がいいだろう。
また、アウターリーフなのでカレントが発生すると強烈な流れになることがあるので十分注意しよう。
ベイビーリーフ
スランガン島を南側にチャンネルを挟んだ反対側のリーフがマルタサリとなる。
チャンネル上は風の通り道ともなっているため、風に吹かれやすいポイントといえよう。
風がおさまる乾季と雨季の季節の変わり目が狙い目となる。
ここのポイントは水深が保たれているためデッドローでもサーフィンは可能だ。
反対に潮が入りすぎるとブレイクがたるくなるため、潮が上げ始めてくるタイミングでのサーフィンをオススメする。
波質はメロウで、レギュラー、グーフィーともにライド可能だ。
最近ではサーフスクールの姿も目にするようになってきたが、比較的に混雑はしないためストレスフリーなサーフィンを楽しむことができる。
中級者までのサーファーと、ロングボーダー、SUPにはオススメなスポットだ。
こちらもアウターリーフのため、ボートでのエントリーをオススメする。
マルタサリ
シンドゥエリアからハイヤットリーフの間には今のところ名前のついたサーフスポットはない。
しかしリーフは点在しているため、中にはサーフィン可能なブレイクもある。
サーファーの姿はほとんどないが、時折外国人のサーファーがパドルアウトしていく姿が目撃されている。
そういった意味ではこのエリアはシークレットスポットの宝庫である可能性がある。
まずは潮の上げている時間帯にパドルアウトしてみよう。
もしかするとあなただけのブレイクを見つけることができるかもしれない。
ハイヤットリーフ