その昔オランダ軍がバリ島を侵攻した際にサヌールから上陸し、ここを拠点に戦ったという歴史がある。
歴史の名残からなのか、今でもサヌールの街では多くのオランダ人の姿を見かける。
街のところどころでオランダの文化を感じることができる。
バリの人々はそんな歴史に卑屈になるどころか、今ではオランダ人をはじめとする外国人観光客を寛大に受け入れている。
その辺りにもバリニーズの心の広さが垣間見られる。
このエリアにはハイヤットリーフをはじめ、混雑とは無縁のポイントが点在している。
ローカルサーファーですらサーフィンをしないポイントがあるのもこのエリアの特徴だ。
また、南サヌールには多くのリゾートホテルや観光客をターゲットとしたオシャレなカフェやレストラン、ショップが軒を並べている。
サーフィン以外のマリンスポーツも盛んなエリアで、SUPやカイトサーフィン、ジェットスキー、カイトサーフィン、ダイビングなどのマリンスポーツを楽しむことができる。
バリ島東海岸の観光の中心地と言ってもいいだろう。
環境の良さからか、ハイヤットリーフ周辺でしかサーフィンをしないという隠れフリークも少なくない。