bali/sanurバリ島・サヌール編 その1

その1 ~世界的なサーファーもお忍びでやってくるサヌールリーフ~

有本圭連載・バリ サヌール サーフトリップ
  • 乾季(3月~10月)にベストシーズンをむかえるウェストコーストの開放的な雰囲気とは対照的に雨季がベストシーズンとなるイーストコースト。 ここではローカルサーファーによって秩序が厳しく守られている。 昨今、問題の引き金となっているサーフスクールの問題や混雑とは無縁のエリアである。
    しかしその分、ルールとマナーやローカルサーファーとのコミュニケーションが重要となってくる。 迂闊に近づけない雰囲気を醸し出しているが、その対価として混雑知らずの素晴らしい波があなたを待っている。

  • バリ スランガン島サーフトリップ

    サヌールのビーチ

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  • サヌールリーフ

    東の横綱サヌールリーフはコンスタントにブレイクするポイントとは言い難い。 目の前にレンボンガン島が立ちはだかり、南側にはスランガン島が横たわる。 その間を縫うように入ってくるスウェルのみがサヌールリーフにヒットしてくれる。 スウェルの入りづらい地形になっているのでスモールコンディションやフラットの日も少なくない。
    しかしひとたびスウェルが入ると世界屈指のレギュラーブレイクが姿を現わすことになる。 この時、サヌールリーフが本領を発揮するにはスウェルの入ってくる方向が重要となってくる。 東側からのスウェルは大前提であるが、やや南寄りからやってくるスウェルがミラクルウェーブを生み出すことになる。 時として500mを超えるロングウォールに加え、いくつものバレルセクションが姿を現わすことになる。
    テイクオフは比較的イージーであるが2、3ターンをするとそこから一気に掘れ上がり高速バレルに身ごと包まれる。 しかしコーナーセクションで運悪くワイプアウトしてしまうと鋭いリーフの餌食となることは避けられないので注意が必要だ。 このポイントで怪我をしたサーファーは数知れずなのだ。

    こんなサヌールリーフの素晴らしい波に魅せられた一人にあの世界的なサーファー、ケリー・スレイターも名を連ねている。 スウェルに合わせてここのポイントにお忍びでやってきたことがあるほどのフリークなのだ。 しかしそんなケリーですら自由にサーフィンすることができないのがサヌールリーフの特徴の一つともいえる。
    ここではローカルサーファーたちがポイントの秩序を守るべく常に目を光らせている。 そんな彼らとの繋がりのないトリップサーファーが気軽に入れるポイントではないことだけは書き留めておこうと思う。 サヌールリーフでサーフィンをする場合はくれぐれもローカルのサーフガイドと一緒に海に入るか、しっかり彼らとコミュニケーションを取ってからパドルアウトした方が無難だろう。

  • バリ サヌールリーフ バリ サヌールリーフ

    サヌールリーフ

  • ベイビーリーフ

    サヌールリーフのエンドセクションにはベイビーリーフと呼ばれるポイントがある。 普段はサヌールリーフとは別々のブレイクなのだが、数年に一度サヌールリーフとベイビーリーフは1本の波となる。 そんな時はローカルセッションとなるのでビジターサーファーの出る幕はなくなるので大人しく見学側にまわっておこう。
    しかし、普段はサヌールリーフがサイズアップしても半分くらいのサイズで一般サーファーがトレーニングできるレギュラーブレイクとなる。 地元のキッズやサーフガイドがお客さんを連れてサーフィンする場所としても親しまれている。 潮が引くとエンドセクションが浅くなるので少々危険は伴うが、潮が上げていてもサーフィンは可能なため、腕に自信のないサーファーは潮が上げている時間帯に海に入るようにしよう。
    ワンピークのため、混雑時は避けて状況を見ながらタイミングを見計らって海に入るようにしてもらいたい。

  • バリ ベイビーリーフ

    ベイビーリーフ

 
 
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