11月からシーズンインする雨季の季節にオフショアとなるヌサドゥアエリア。ウルワツやパダン・パダンなど乾季のメインスポットと同じブキット半島の東側に位置する。
ウルワツサイド同様、スウェルがダイレクトに入ってくるためパワフルで荒々しいブレイクが点在しているのが特徴的。
ウルワツサイドのグーフィーブレイクに対してヌサドゥアサイドはレギュラーブレイクが並んでいる。レギュラーフッターには外すことのできない雨季のポイントである。
では今回はヌサドゥアエリアを北側から順にご紹介していこうと思う。
ヌサドゥア東海岸の最北端のポイント。
タンジュンポイントはこれまで雑誌やメディアなどではほとんど紹介されたことがないが、
近年噂が噂を呼び、サーファーが集まりだしている。高速レギュラーはかっ飛び系サーファーを唸らせる。
スウェルがしっかりと入り始めるとコンパクトにブレイクするので周辺のポイントが
ビッグウェーブになり始める時にチェックしてみるといい。
潮は上げ気味の時間帯がサーフタイムとなる。
スリランカポイントの左側のアウトでブレイクする超高速レギュラー。
普段はほとんどサーファーの姿はないが、スウェルと潮のバランスで高速ロングレギュラーが現れる。
エキスパートサーファーにとっては穴場的なスポットだ。
クラブメットの目の前のポイント。
どうやらスリランカに波質が似ているからと名付けられたようだが、実際には似ているようには思えない。
大きなスウェルが入ってくると本領を発揮し、時としてバレルになることもある。
沖合にはテトラポットが入っており、そこからラップして入ってくるレギュラーブレイクが特徴。
ピークはやや浅めなのでテイクオフに失敗すると怪我をすることもあるので注意が必要だが、
そこをクリアするとしっかり水深が保たれているので思い切って技をかけることができる。
スウェルが小さい時は比較的メロウで混雑することは少ないので穴場的なスポットだ。
こちらもサーフスポットとしてはマイナーではあるが、サーフィン可能だ。
アヨディアホテルの目の前のレギュラーブレイク。
ミドルタイドでスウェルが小さい時にはロングボーダーでも楽しめるメロウなブレイクとなる。